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ガソリン仮想取引
条件
1.ガソリンを市場価格で購入しています。
2.ガソリンが1キロリットルあたり7万円以上になると赤字になります。
3.年間に10キロリットル使用します。


ある工場では来年のガソリンの価格が気になる。現在は6万円/1キロリットルだが、 7万を超えてしまうと赤字になってしまいます。
そこで、リスク回避のために商品先物取引を利用することにしました。 10キロリットルのガソリンを購入し、代金の一部を証拠金(担保)として支払いました。

a)ガソリンの単価が7万円に上昇した場合
先物市場で購入したガソリンを売却。差額の10万円と証拠金が戻るので、10万円の利益となりました。

次に実際使用するためのガソリンを現物市場で購入する。単価が7万円に上昇しているので、 70万円の支払いとなります。
先ほどの利益とあわせると、事実上60万円の支払いとなります。単価は6万円となる計算になります。

b)ガソリンの単価が5万円に下落した場合
まず先物市場で購入したガソリンを売却。差し引き10万円の損失となります。
次に実際使用するためのガソリンを現物市場で購入します。単価は5万円なので 50万円の支払いとなります。
先ほどの損失とあわせて、事実上60万円の支払いで、単価は6万円となった計算になります。

これで、どちらの場合も単価が事実上同じとなるわけです。
商品先物 取引とは、本来価格変動のリスクを回避するために用いられるもので、
このようにリスク回避を目的として商品先物取引をすることは、高い利益を求めるためではなく、
利益を確定させ、経営を安定させるのが目的なのです。

商品先物取引の別の利用法として、価格変動を利用して利益を得る投機取引と言うものもあり、
価格の上下を予想して商品の売り/買いをして利益を得ることが可能である。
 
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